家を購入するときに重要な3要素(土地を買いました)
最近、新築戸建てに住むべく、ハウスメーカーで土地を購入しました。
この記事では、ハウスメーカーで教えてもらった重要なことを書きたいと思います。
3要素
家を購入するときに重要な3要素というものが存在します。
「値段」「土地」「建物」です。これらが切り離せない関係となって互いに影響し、どんな家を建てていくのか…決定することになります。
それぞれ見ていきましょう。
値段
まず、家を買う際に最も重要な要素として挙げられるのが「値段」です。家を買う際には、一般的には大きな買い物となるため、予算を決めてから物件探しをすることが多いです。
ただし、値段が安いからといって必ずしも良い物件とは限りません。例えば、価格が安いけど建物の状態が悪かったり、交通の便が悪かったりする場合は、将来的に修繕費用や交通費が嵩むため、結果的には高くついてしまうこともあります。
また、逆に高額な物件であっても、自分たちのライフスタイルや予算に合わない場合は、無理して購入する必要はありません。家を買う際には、予算を踏まえつつ、将来的なライフプランや不測の事態に備えたリスクマネジメントを考慮した上で、適切な物件を選ぶことが重要です。
僕が調べたところによると、諸説ありますが
- 年収に対して5〜6or7倍が標準的な予算
- 関東圏だと4500万円〜5500万円の物件を買う人が1番多い
というのが結論です。
もちろんこれが絶対というわけではありません。自分の身の丈に合った値段を設定しましょう。大きな借金を抱えてしまうと、将来が大変ですから。
土地
土地は、家を建てる上での基盤となるため、立地や面積など、様々な要素が重要です。
まず立地については、交通の便や周辺環境が重要なポイントとなります。交通の便がよく、周囲には商業施設や公共施設が集まっている場合は、生活環境の充実度が高いため、将来的にも住み続けることができるでしょう。
また、土地の面積についても、自分たちのライフスタイルや将来の計画に合わせて選ぶことが大切です。広い土地を購入すれば、家族が増えた場合にも対応できたり、将来的にリフォームや増築などをすることもできますが、面積が狭い場合は将来的に移動する可能性が高くなります。
さらに、土地の形状や傾斜なども重要な要素です。形状が不規則であったり、傾斜がある場合には、建物の配置や造成費用などに影響を与えるため、注意が必要です。
関東圏の場合、その土地から駅まで徒歩10分圏内がとても人気があります。でも人気だからこそ、「値段」が高くなります。
- 少しくらい高くなってもいいから、駅から近い物件にする
- 安くしたいから、駅から遠い物件にする
のどちらかを選択することになります。両方を取るのは現実的ではありません。そんな物件があった場合、確実に業者の社員さんが購入します。
建物
建物には、設備や間取り、建築年数など様々な要素がありますが、まずは基本的な構造や建物の形態を確認することが重要です。
建物の構造については、木造や鉄骨造、RC造などがありますが、それぞれに長所と短所があります。例えば、木造は比較的安いですが、耐久性や耐震性に不安があるため、地震などの災害が起こった場合には被害を受ける可能性が高くなります。一方、RC造は強固で耐久性に優れていますが、建築費用が高くなる傾向があります。
また、建物の状態については、築年数や定期的な修繕・メンテナンスの有無などが重要です。建築年数が古く、定期的なメンテナンスがされていない場合は、経年劣化や老朽化が進んでおり、建物の耐久性や居住性が低下している可能性があります。そのため、内部の設備や水回りの状態もチェックすることが重要です。
間取りについては、自分たちのライフスタイルに合わせたものを選ぶことが大切です。例えば、子育て中の家族には子供部屋が必要など、将来的なライフプランに合わせた間取りが必要です。
僕が購入した土地
以上のことが、ハウスメーカーさんに行って最初に教えてもらったことです。
これを踏まえて「さぁ、どんな物件を探しましょうか?」となったわけですが、最終的な理想と現実を以下にまとめていこうと思います。
オレンジ:希望通り
青:希望通りとはいかず
理想 | 現実 | |
---|---|---|
予算 | 5500万円まで (世帯年収:約1100万円) | 合計6600万円 ・物件自体:約6200万円 ・諸経費:約400万円 |
土地の場所1 | 嫁さんの職場に電車で乗り換えなし かつ、通勤で座れる | 場合によっては乗り換え1回 ほぼ確実に座れない |
土地の場所2 | スーパー・コンビニ近く 居酒屋が周りにある 閑静な住宅街 | スーパー・コンビニ近く 居酒屋は少し遠い 大きな道路が近い(音が不安…) |
駅までの距離 | 徒歩5分程度 平坦な道 | 徒歩10分 平坦な道 |
土地の広さ | 贅沢を言うなら平家 何回建かはこだわりナシ | すごく狭い! 家建てるスペースは12坪くらい 3階建が前提 |
建物 | 良い間取りであれば建売りも可 | 更地 自分で間取りから決められる |
駐車場 | 要らない | 土地の形的に駐車スペースあり |
条件が厳しいことは承知していましたが、改めて見るとほぼ希望通りにはいかないですね。
ハウスメーカーさんは「全ての人に言えることですが、100点の物件はありません」と言っていました。本当にその通り。理想はありつつ、どこまで妥協できるか?が鍵です。
僕としては、狭いながらも自分で間取りから決められるのが大きかったです。生活動線をどうしようか、屋上にルーフバルコニーを作って、そこでBBQとかしたいな…とか!妄想がはかどりますね。
ひとつ、値段について…
物件を紹介してもらった時は合計で約6200万円と言われており、それならばと買うことを決心しました。ですが、いざ契約書を目の前にすると「諸経費」なるものがすごくプラスされています!仲介手数料とかその他もろもろですね。。。よく考えれば当然かも知れません。この諸経費を見越して、物件は慎重に探した方が良いかと思います。
実は重要だった、もう1つの要素
最初に、ハウスメーカーの人に言われた、家を買う上で重要な要素は3つあると書きました。「値段」「土地」「建物」ですね。
いざ探して・買ってみて、もう1つ重要な要素があると感じましたので、それを記します。
それは「決断」です。
さっきも書きましたが、100点の物件なんてありません。あなたが億万長者でない限り無理です。
ですが100点を目指して、何日もハウスメーカーに訪れ・何回も物件を見て回る方がいるらしいです。ある程度は比較して決めていくのは良いでしょう。
でも、「この物件は、さっきの物件と比べて…」と始まると、もう買える物件はありません。100点は無いのですから。比較しているうちに、良い物件は誰かが買います。そして関東圏なら特に、良い物件は出てきません。。。
なので、決断しましょう。3つの要素で及第点を設定し、「これなら良いかな」と。
僕の場合は、こう決断しました。
「この土地は、将来的に買った金額と同等、またはそれ以上に売れそう」
つまり買って・住んでどこかに不満があっても、大きな街にも電車1本で行けるし、近くに大きな商業施設があるため、何年経っても需要はあるなと判断しました。
以上ですw
最後に「決断」と書きましたが、僕の場合は大変でした。契約した日の夜は、目がギラギラして全然眠れませんでしたw
一方、嫁さんはスヤスヤと気持ちよさそうに眠ってました。。。肝が据わってますね!!
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